ピピピピピピ─────





…………ん………?



なに…………?



ぴーぴーぴーぴー……



うっさぁい……………




「…目覚まし止めろアホッ!!!!!」



バンッとドアを開けて怒鳴ってきた、我が弟。




「さっきから、何回鳴ってると思ってんだバカ。」




アホとかバカとか…

ホンットにこいつは……




若干イライラしながらも、言われた通り目覚ましを止める。