Love〜私を愛して〜






私は何も言わなかった。





別に私が産んでなんて頼んでなんかいない。





私だって母親を選ぶ権利があったなら、あんな母親なんか選んでなかった。





憎い……憎くてしょうがないのに、涙が溢れていた。





怒りの涙ではなく、哀しみの涙が。