「はぁーっ・・・」


ある日の午後、真菜は幸恵と亜由美と
オープンカフェでお茶をしていた。


「真菜、どうしたの?」


「えっ・・・? うん・・・」


「真菜ちゃん?」


「はぁーっ・・・」


真菜はここへ来てからため息ばかりついていた。



「真菜、ため息ばかりついてると幸せが逃げるで。」


「えっ!? そうなの?
じゃあ、今のなし!! なしね!!」


そう言って慌てる真菜。