俺たちはチェックインを済ませ部屋に向かった。


「こんな立派な旅館やったら、
すごい御馳走かな?」


「うん、伊勢海老とかちゃうか?」


「きゃぁぁぁー!!
マジでぇー!!」


「今夜はパァーとやるかぁ!!!」


「やろぉー、やろぉー!!」



「ちょっと待って!!」


「んんっ!?」


「真菜ちゃん、あなたの食事は
ちゃんと用意してあるわ。」


「亜由美ちゃん!!」


振り返るとそこには、
水際亜由美が立っていた。