『真樹。』


真菜は真樹を見て名前を呼んだ。


「んんっ!?」


俺も真菜を見た。



『私と結婚してください。』


「えっ!?」



「「「えぇぇぇぇぇー!!!」」」


会場は悲鳴にも似た声を上げた。



「真菜・・・」


真菜はとても晴れやかな
やさしい笑顔で俺を見ていた。