「せっかく仲良くなれたから、
もう戦わなくていいと思ってた・・・
どうしても戦うのね?」


「うん。」


真菜の表情は真剣だった。


そして今までにないオーラが
体中から出ていた。


真菜の本気の気持ちを悟った仁美は、
「応援する。」と、言って
真菜の肩を軽く叩いた。



「仁美、私・・・この勝負を期に
引退しようかと思ってるの。」


「えっ!?」


真菜の突然の発言に仁美は目を見開いた。