僕のぽっちゃり彼女 ~ウエディング大作戦~

「はい・・・」


「何!? 声が小さい!!」


「はい!!」


「よし!!」


仁美の厳しい口調に渋々返事をする真菜。



聞けないよ・・・怖い・・・


辛い過去があって、恋愛に臆病だった真菜。
そんな真菜がやっと掴んだ幸せ、
真樹によって救われた心、
真菜にとっては真樹がすべてだった。

他の人からしたら聞くことなんて、
なんてことないことかもしれない、
しかし真菜にとっては大変なことだった。

もし真樹の口から別れを切り出されたら、
「細い人がいい。」
そんなこと言われたら、
真菜はきっと立ち直れない・・・


真樹を失いたくない・・・


真菜は聞くことの恐怖を拭い去れずにいた。