順調に登り終わり、綱から離れタンク近くまで移ろうとした瞬間。 「キャ!」 あたしは足を踏み外した。 落ちると思って目をつぶったけどくるはずの衝撃はない。 「怪我ない?」 そこにはあたしの手首を掴んでくれてる拓実さんがいた。 「だ、大丈夫です」 「良かった。」 拓実さんに助けられて間一髪助かった…!! はずなんだ。