バレンタインのキセキ。





「本当♪こんだけなのに雰囲気変わるわあ〜!あとはメイク?」

『うん!お姉ちゃん、メイクして!』

「了解☆」










――――――――……


『わあお』


お姉ちゃんにメイクしてもらった後にでた、第一声。

"わあお"



「どう?」

『すごい!お姉ちゃん天才♪』

「でしょ?笑」




本当にすごい。
何かプロ並。

メイクはナチュラルなのに、
盛れてる。笑


マスカラ、アイシャドー、アイラインだけなのに!

なんかくっきりしてる!
顔が!



『お姉ちゃんありがと♪』

「どういたしまして♪」







あたしは、そのあと、朝ごはんを食べて、歯を磨き、バッグにいろいろ詰めはじめた。


バッグはお姉ちゃんにあの
BVLGORIのバッグを借りた。


ブランド万歳。笑


汚すなって言われたから
気をつけるしかない。





ふと、時計に目をやると

9:47


『あ、やばい。間に合わない、どうしよ』


「男は待たせる方がいいのよ?だからのんびりいきなさい。←」


『はあい←』