バレンタインのキセキ。





『竜、ありがと!!』


「どういたしまして。笑 つけてやろうか?」


『うん!』


あたしが竜にネックレスを渡すと、竜はあたしの後ろへまわる。



……何か、本当のカップル
みたい…///


嬉しいし!!!
何もかも!!!
真面目に提案者の自分に感謝!!!




金具部分を外し、髪を掻き分けられると、鎖骨あたりに冷たい金属部分があたる。そして、また金具をとめられる。



ドキドキする。

ていうか…!!
しなかったらおかしいと
思う!!!


心の中はパラダイス!
なあたしでした。ι



「やっぱ似合う」


いつの間にかあたしの前にきて、優しく笑いながら褒めてくれる。




嬉しさMAX!!


『じゃっ、じゃあ!竜もつけてよ!!』


少々赤くなりつつ、言った言葉に竜はとんでもないことを返してきた。



「うん、真李奈がつけろよ?」


少し口角をあげ、意地悪く笑う。


あたしは、またまた赤くなりながら、竜からネックレスをもらい、竜の後ろに回り、少し背伸びをして首にネックレスをまわす。



つけおわって竜の前に戻ると、