バレンタインのキセキ。





「んでそうなんだよ!じゃあお前は埃な」


「汚いから!!」




この2人は放っておいてと。汗


実咲は浬。

愛里菜は幸。

そしてあたしは竜。


になった。




「んまぁ、あとから適当に合流しよーぜ」



実咲とのケンカを止めた浬の一言で皆が一斉に別行動を始めた。




―――――………


んー、竜に何買おう…


竜は外見だけでいえば不良系だし、
アクセはシルバーアクセが多めで、あとは黒、金とかだから…





……とりあえず、アクセを見てみよう。



あたしは、アクセのお店に入っていった。




お店に入るなり、竜に似合いそうな指輪を見つけた。



普通のシルバーリングに、龍の絵が金で刻まれている。



かっこいい!!

それに竜に龍!!笑


これにしようかなぁ…と思いながら値段を見ると、


"¥10000"


オシャレに筆記体で高額がプレートに映し出されていた。



高っ!!


いちまんえん?
いちまんえんかい?



値段プレートとにらめっこしていると、後ろから声を掛けられた。