バレンタインのキセキ。





『えぇっ!?』


と驚きの声を出したけど
時は遅し。



軽く押されたあたしの身体は、丁度竜の席の前に来ていた。




あー、
言わないといけないのね。


竜も竜でいきなりあたしが目の前に来たことに驚いたのか「どした?」と言うかのうな視線をむけてくる。



『あのさ、竜』

「何?」

『今日また、昨日みたいに6人で遊ばない?』



言ったぞ!!

言ったぞ!!あたし!!←


誘ったぞ!!

誘ったぞ!!あた((うるさい


「いいけど?じゃあ、オレ浬と幸誘っとくな☆」



Yes!

OKもらった〜♪



『うん!よろしくね!!』





―――――放課後…



ジャカジャカ…


またまたゲーセン。



あの後、実咲と愛里菜が

「放課後遊ぶ時、二人きりにしてあげる!!!」

と宣言してきたけど


どうするつもりだろ…?




「相変わらず、人多いしうるせーなぁ」


そんなことを幸は口にしながらも、1番はしゃいでた。


うん、
1人UFOキャッチャーに
向かっていっちゃってる。