バレンタインのキセキ。





『ぷっ、じゃあさ、条件つき!!実咲がちゃんと謝ったらクレープ1個奢ってあげる☆因みに気になる人も教えてあげる』


「え、何その話!!てか万莉奈気になる人いんの!?まぁのるけど!!」



何やソレ〜て言いたいね。

実咲ちゃん、いきなり
ハイになっちゃったよι



んまぁ、


『じゃあ、決まり☆ただし破ったら…東京湾でも行こうか』


「ちゃんと、守れるし!!つーか、東京湾行って何する気!?」


『沈め…』


「あー、はいはい。分かりましたι」



ちょっと調子に乗って意地悪言ってみたけど、実咲は自信満々だった。




東京湾じゃなくて相模湾でもいーや。←



そしてあたし達は、教室へと戻った。




(まだチャイム鳴ってないよね?)


そう思いながらも、実咲を浬のところへと直行させた。




「か…浬っ!」

「…ンだよ?」


本当の本当にケンカしてるらしく、浬はムスッとして答えた。



「あの…き、昨日はごめん!!」



おし、謝ったね♪


偉い、偉い☆


これで
東京湾でも相模湾でも
沈めないですむよ。←