「1日で女の子って変わるもん!?」
浬くん、驚き隠せず。
「スゲー!スクバのデコりやばくね!?」
幸くん、スクバガン見。
んふふ。
何か有名人になった気分♪
何か嬉しい!
「「キャーーー!!!」」
と、そこにマジの有名人並の人登場。
本当…人気者。
女の子達、少し黙ろうか。うるさいわ。
黄色い声なんか
聞きたくない。
マジ鼓膜破れそうな
くらいの声量だしι
そして、人気者スターくんは、女子軍の中を不機嫌な顔で通り抜けてき、あたし達の方に行くとイケメンスマイルを見せてきた。
女子軍の中を通る時、挨拶されて、不機嫌な表情だったけど「…はょ」って小さい声で返していた。
竜って、本当に
なんだかんだいって
優しいよね…。
「おっす」
「ぉー、はよ」
竜は皆に軽く挨拶をしてから、あたしの方を向く。
「お、真莉奈。早速イメチェンか?」
『ただ気分で変えて見たかったのー!』
「ふーん、まぁ似合うじゃん」
ほ、褒め、ら…れた??

