「頑張れ」
「はいっ」
「さぁ、食べて仕事するぞ」
「はい!・・・宏太先輩」
「ん?」
「さっき、カッコ悪いって言ったけど、宏太先輩はちゃんと気持ち伝えててカッコ良いです」
「お前もそのカッコいい奴になれるよ」
「・・・なれるよう頑張ります」
「頑張れ頑張れ」
俺は宏太先輩が食べている目の前で七海にメールを送った。
《もう1度話がしたい。この前の喫茶店で待ってる》
返事はすぐに来た。
《分かった》
付き合っていた頃とは違う、素っ気ないメール。
それに少し悲しくなった。
でも伝えられるチャンスを貰えたんだ。
伝えるんだ。
この気持ちを・・・―――――

