「今まで我慢してたこと爆発させちゃうよ?」
嬉しすぎて大声が出ない。
「なんだよ?」
「今まで我慢してたこと爆発させちゃうよ?」
もう1度言った瞬間不安になる。
どうしよう・・・"じゃあ、やっぱりいいや"って言われたら。
そんなあたしを宏太は鼻で笑った。
「別に愛子の我が儘なら我が儘じゃねーよ」
「え?」
「好きな奴の我が儘なんて可愛いもんだって」
宏太が全部言った瞬間、涙がとめどなく流れた。
「どうした?」
「初めて・・・好きって言ってくれたね」
6年間、ずっと言って欲しかった言葉をやっと言ってくれた・・・。
嬉しいと、あたしは小さな声で呟いた。
「今までごめんな」
宏太は困った顔をして頭を下げた。
「今まで俺は愛子に最低なことをしてきた。
でも、これからは愛子だけを愛する。
約束できる」
もう何もいらない。
この約束がある限り、あたしは宏太以外なにもいらない。
「宏太・・・あたしも宏太を愛してる。あたしと結婚して下さい」
あたしは少しまた涙を流しながら笑って言った。

