前に付き合っていた彼を忘れられなくて、ずっとその人を想い続ける晴子ちゃんが心の底から可愛く思え、
本当の妹の様に晴子ちゃんが大好きになった。
宏太の想い人なのにね・・・。
「愛子ちゃん・・・ありがとうって?」
「色んな意味のありがとう」
あたしを好きと言っていつも笑顔で接してくれた晴子ちゃん。
この6年間、晴子ちゃんにはいっぱい助けてもらった。
「晴子ちゃん、あたしも結婚するの」
「えっ!宏太も結婚するの!?」
はにかんで笑う晴子ちゃんに心が痛む。
「・・・ううん、違う人」
「え・・・」
晴子ちゃんから笑みが消えた。
今から結婚する人にこんなこと言って良かったのかな?
でも伝えておきたい。
「お見合いしたの。それで昨日プロポーズされちゃって・・・あたし・・その人と結婚することにしたの」
「・・・愛子ちゃん」
「晴子ちゃん今から結婚するんでしょ?花嫁さんは笑わないと」
ニッコリ笑って晴子ちゃんを見ると、晴子ちゃんは真剣な目であたしを見た。
「愛子ちゃんはそれで幸せなの?その人といて幸せになれるの?」
1番聞かれたくなかったこと・・・。

