この想いは・・・。




・・・・―――――


「ん。ハルどこいるんだ?」


・・・・―――――


「あぁ、分かった」


ねぇ、宏太?


「じゃあ明日な」


あたし、ここにいるよ?



「またな」


プッ



「愛子、電話いきなりごめんな?」


「・・・」


「愛子?」


「・・・電話誰から?」


「・・・いとこから」



宏太は笑って言ったつもりかもしれないけど、宏太?


今の宏太辛そうだよ・・・?



「愛子」


「え?宏太?」


今さっきまでソファーで座って話してたのに、宏太はあたしの腕を掴んでベッドルームに行く。



「宏太?・・・きゃっ」


ベッドにあたしを寝かせると宏太はあたしの上に乗って手を服の中に入れて来た。



「宏太・・・?」



「・・・愛子」


宏太は自分に言い聞かせる様に何度もあたしの名前を呼んであたしを抱いた。




ねぇ、宏太?


あの時の行為・・・きっと宏太は違う人を想って抱いたよね・・・?



だって・・・あの時が今までより優しく丁寧にあたしを抱いた日だから・・・。