アイドル彼氏




「蓮音ッ待って……ちょっ…」


ゼーハー言いながら

走り続けた



ようやく止まり


「あ、帽子忘れた」


って事で


あっという間に周りは


「「「キャー!蓮〜///」」」


蓮音のファンでいっぱいになった



気が付けば蓮音と手が離れてはぐれてしまった


「蓮音……」



やだ

一人にしないで……







「君一人?」

知らない男に話かけられた