アイドル彼氏




「知るか。お前の事なんか」

「蓮の薄情者!!」





あ〜めんどくせぇ



「奈々、斗真の事離す気はないな?」


「当たり前じゃん!!蓮君までこの女の肩持つの!?」

「いや…ちげーから」


俺は由羅と呼ばれる女を見て


「奈々も斗真もお互いにぞっこんラブだから止めとけ」

「あんたには関係ないじゃん。邪魔だから話に入ってくんな」



うぜぇ


何だこの女………



「なぁ、斗真の何がいい訳?」


「顔」


由羅は速攻で答えた



顔か………



まぁ斗真は顔だけはいいからな……



「斗真、ファイト」



それだけ告げ俺は隣のスタジオに戻った