「お帰り~♪」 2人無言で、亮クンと美咲の待つベンチへ向かうと。 亮クンが笑顔で迎えてくれる。 「テッペイ君、楽しかった?」 あたし達の様子がおかしかったからか、美咲がわざと明るくそうテッペイに話かける。 「あ、あぁ。」 テッペイが少し動揺してる… どうしよう。 何だか、混乱する。 「結衣ちゃん?」 亮クンの、色素の薄い瞳があたしを覗き込む。 あたしは…