うさぎがあたしの目の前を駆けていく。 あたしの好奇心が動き出す。 “待って、あたしも連れてって!” うさぎの後を追いかける。 うさぎは、螺旋階段を駆け下りて、どんどんと建物の地下に降りていく。 追いかけて、追いかけて、あたしのたどり着いた場所。 重い扉を開くとそこは… 不思議の国、ワンダーランドだった。 ☆★☆★☆★☆★