『えーっ♪よかったじゃん♪』




遥が嬉しそうにそう言ってあたしを見つめる。



新潟のおばあちゃんの家から戻ってきた翌日、遥はお土産を持ってすぐに遊びに来てくれたんだ。





『よかったってゆーか…まぁ…宿題したり花火したりしてただけなんだけどね』


『でも三日連続でずっと一緒だったんでしょ?かなりいい感じじゃん』




三日連続か…。


そう。

結局あの日の翌日もその次の日も。


あたしは圭とずっと一緒にいた。




ひたすら宿題をして。


夜はひたすら花火をして。



ずっと…一緒にいられたんだ。