『よしっ、終わり!続きはまた明日な!』 『明日!?』 『どうせ立花まだ帰ってこないんだろ?いいじゃん』 『まぁ…そうだけど』 あたしがそうつぶやいた時、ドアがコンコンと軽くノックされた。 『静今日ご飯食べていきなよ』 そして、圭のお母さんがそう言ったんだ。 『あー、うん』 『もう出来るから二人とも降りておいでね』 『おー』 『はーい』 そう返事をしたあたし達は、宿題を片付けると二人で一階へと降りていった。