泣きながら空を見上げた。


空は、青く青く澄み渡っていた。



どこまでも青が続く綺麗な青空だった。




お母さん…


あたし、圭と生きていく道を選ぶね。



ごめんね。


でも、ずっと見守っててほしい。



あたし、絶対幸せになるから。


もう泣かないから。


ずっとずっと、笑顔でいるから。






だから…


お母さんもまた、空の上で笑ってて。





いつかまた会える、その時まで。