『ほんとに送ってかなくていいのか?』
『全然大丈夫だよ!』
楽しい時間はあっという間に過ぎていて。
もう帰らなければいけない時間になっていた。
『じゃあ家着いたら電話してこいよ!メールでもいいし』
『うん、分かった!』
あたし達はそれぞれ帰る方向が違ってたから。
駅の改札を抜けると、お互いそれぞれの方向へと別れた。
なんかほんと……
あっという間だったなぁ。
ふと寂しくなって、後ろを振り返った。
圭………
そしたら、何故か圭も立ち止まってこっちを振り返ってたから……
なんかおかしくって笑顔になれた。
全く同じことしてるじゃん、あたし達。
『バイバイ!』
『おー!気をつけて帰れよ!』
またお互い手を振り合って。
そしてまた…それぞれ歩きだした。



