五年生の時、あたし達は同じような絵を書いたような記憶がある。
二人で花火をして。
笑い合ってた絵。
あの頃と今では、いろんなことが変わってしまったけど。
でもずっと、変わらないものもあった。
圭の、その笑顔と。
あたしのこの気持ち。
それだけは……
ずっと変わってない。
ずっと……
『今度あたしがちゃんとドラえもんの書き方教えてあげるよ』
『バーカ、そんな必要ねーし。俺のドラえもん超うまいじゃん』
『………』
『なんだよその顔』
圭がそう言って笑いながら、あたしのおでこを指先で軽く弾いた。
『ハハッ』
笑顔の連鎖。
圭が笑うと。
あたしも笑顔になれる。
圭が幸せだと。
あたしも幸せになれる気がするんだ。



