あたしはどうすればいいんだろう。 凜にもお母さんにも… このままずっと自分の気持ちに嘘をついて、隠し続けていくしかないのかな。 だって…お母さんには絶対言えない。 凜にも…やっぱり言えない。 こんなことなら… 凜にはちゃんと言えば良かった。 初対面のフリなんてしないで…… あ、あたし達幼なじみなんだ、って。 昔から知ってるよって。 でもそれが言えなかったから…… どんどんどんどん… 望まない状況へと変わっていったんだ。