それに、ずっとずっと好きでいられる自信があった。




だって…


ずっと近くにいて。


全てを知ってるぐらい圭のことを分かってるのに。




こんなにも大好きなんだよ?





この気持ちは…


ずっとずっと変わらない。



変わらないよ。









『良かったじゃん!なんだか私までホッとしちゃったよぉ』






教室に戻ったあたしの話を聞いて、遥は嬉しそうに微笑んだ。





『って言っても携帯とか持ってないし…なんかあんまり状況は変わんないってゆーか…むしろ離れちゃうからどうなんだろって感じだけど』


『いいじゃん!お互いの気持ち確認できたんだから何も怖いものなんてないよ!クラスのみんなも静菜達のこと応援しようとか言ってたし』


『応援?』


『そうだよ。岩本さんもさ、みんなで静菜へのメッセージ撮ってる時…大倉の言葉聞いてもう諦めたんだって。だから二人を応援するって言ってたんだよ』





岩本さんも?


圭の言葉を聞いて?