『まぁ何かあったら何でも俺に言ってこいよ!』
『うん、ありがと』
生活する場所は離れてしまったけど。
圭と会えなくなるわけじゃない。
ここに来れば、圭にも遥にもちゃんと会える。
だからあたしにとっての学校という場所は、いつからか心が一番落ち着くような、そんな場所になっていった。
家では思いっきり笑えなくても。
学校に来れば心から笑えた。
だから学校は、あたしにとっての唯一の安心できる、かけがえのない場所になっていったんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…