『静菜はおじいちゃんと買い物でも行くか』
『うんっ!』
不安な気持ちで立ち尽くしていたあたしに、おじいちゃんは優しくそう言ってくれて。
話し込んでいたお母さん達に静菜と出かけてくるからと声をかけて、近くにあるショッピングセンターに連れていってくれた。
そしてあたしに可愛い服を買ってくれたり、ソフトクリームを一緒に食べたり。
おじいちゃんはいつも優しいけど、何故かこの日はそんないつもよりもさらにすごく優しく感じた。
子供ながらに分かる。
分かりたくはないけど子供はきっと敏感なんだ。
だからちょっとしたそんな変化にも、心は過敏に反応していた。



