『ちょっと落ち着きなよ。子供相手に当たるとこじゃないでしょ?』
『ほっといてよ!』
『ほっとけるわけないじゃない!?それに今から帰るってこんな真っ暗な中で雪道なんて走れるわけないでしょ?』
『ほら、静、行くよ』
慎のお母さんが部屋に入ってきてお母さんにそう言葉をかけたけど。
お母さんは全く聞く耳を持たないまま無理矢理あたしの手を引いてペンションの外へと歩いていった。
『痛いよお母さん!離して!帰りたくないよ!』
『ダメ!あんたはお母さんと一緒に帰るの!』
そして無理矢理車へとあたしを押し込むと、お母さんは勢いよく車を走らせていった。



