『ったくもう…はいはい。じゃあ最後に一回だけな』
『うんっ♪』
圭は少し困った顔をしていたけど。
断ることもせず、ちゃんとあたしのお願いを聞いてくれた。
『本当に吹雪になってきてるし危ないからもうリフトは運行停止にするよ』
でも係員のおじさんがそう言ってきたから。
『すぐ滑ってくるんで最後に乗せてください…お願いします!』
あたしは係員のおじさんにも必死でお願いをした。
『じゃあ君達で最後だからね』
おじさんも困った顔をしていたけど、そう言ってあたし達を最後のリフトに乗せてくれた。
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