ＧＯＤＤＥＳＳ

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ソファでベッドで、あたし達は激しくお互いを求めあった。

吐息が熱が素肌が触れるたび、あなたを深く感じた。
心が満たされていった。



それだけじゃない。

あたしは、６歳も年下の男の子に欲情していたんだ。



「…ありがとう。」


ほんの数時間前、あたし達は疲れ果て眠りについた。

いつの間にか、あーくんに腕枕されていて…

目覚めても胸を支配している彼に対しての愛しさ。

あたしは自ら彼に身をよせて、感謝の言葉を口にしていた。


「俺の方こそ、ありがとう。」


…！？


「起きてたの？」


まさかの返事に、あたしは目を丸くして、彼を見上げた。

彼はそんなあたしを自分の方へとよせると、強く抱きしめてきて…


より素肌が触れ合って、不自然なほど鼓動が乱れた。


「１２歳の時、父さんと母さんが離婚して以来、こうやって本当のぬくもりに触れることはなかった。」


ゆっくりと、言葉ひとつひとつを噛み締めるように、あーくんは話し出した。

そして、あーくんはその胸のうちを見せてくれたんだ。

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