「カーデじゃなくて、
パーカーです。
髪の毛は金髪に近い感じで、
サイドをピンで留めてます。
身長は170ちょいですかね。
...これでわかると思います。」
饒舌過ぎて
止まらなそうだったのを
自分で気づいた彼は
特徴だけを言うように
心がけた。
その結果弾丸トークと
化していたのは
言うまでもない。
大体俺有名なんだけどな...
あの人がいなければ。
多分毒舌魔先輩がいるから
他の人(俺)にスポット
当たってないんだよね。
何て学校なんだろう..。
彼は自分の
二番手さに初めて
惨めさを感じたという。


