近づいてる。 彼はいちいち 喜ぶのだった。 そして更に彼を喜ばせたのは 不可抗力とはいえ 彼女が彼についての 質問をしてきたことだ。 彼はこの瞬間を 待ち望んでいたから、 とにかく満たされたのだった。 だがそれを 悟られたら.... きもいな。 そこで彼は あぁっ とすっかり忘れてた ご様子を醸し出した。 嘘だと気づかれたら よっほど気持ち悪いと 思うのなんか彼は 無視だった。 そしてやっと解禁になった 自らのことを ペラペラしゃべり出した。