半熟cherry


逢沢クンがあまり物が置いてない机を指差した。





「ココ、友藤センセイの席?」

『ココにはほとんどいないケドねー』





加藤先生には“教師も日々勉強!!”って言われて。

勝手に加藤先生の横を私の席にされたケド。

ココの資料はほとんど見てない。

ゴメンナサイ……。

それどころか。

ココにはあまり来たくない。

…加藤先生の雑用、やらされるからね…。

やっぱり一美のいる保健室が一番気楽なんだよねぇ。





『あ、コレ。約束のプリンね』





袋ごとプリンを逢沢クンに渡した。





あぁ、プリン…。

加藤先生、食べ物の恨みは怖いんだから。

絶対買わせてやる。





「……食べますか?」





よっぽど恨めしい顔をしてたのか。

私が物欲しそうに見えたのか。

逢沢クンが言った。