「ふ―ん 夏のひっつき大作戦ね」 稜がニヤニヤしながら 私を見て言う 「ち違うから! それめぐが勝手に 考えただけだから!! 美姫関係ないから!」 「ふ―ん」 めぐもニヤニヤして 私を見る 「2人とも 美姫を見ないで!!」 「はいはい」 めぐと稜がハモる 「帰りましょうか お嬢様」 「う…うん ほんとにほんとに 違うんだからね?」 「分かってますよ」 そう言いながら 稜はいつも通りに 車のドアを開ける …なんかなぁ