「私の部屋に寝せるの!?」
「はい、お少し失礼しますね」
ん…──
目を開けると椿の声がした
「…椿?」
「あ、起きたなら早く帰り
なさい」
いきなり冷たい言葉が
飛んできた
俺はベットに寝かせられてたらしく勢いよく起き上がる
「俺、ここで働くから!!」
さっきドアにぶつかって
倒れた時に頭打ったからか
少し後頭部が痛かった
「はぁ?誰もここで働く
何て許してないんだけど」
椿は眉間にシワを寄せて
俺を睨んだ
けどこんなのは慣れっこ!!
「ほら、ちゃんと服も
着て来たんだぜ!!」
違う部屋で見つけたメイド服
だけどな。
椿は目を反らして
ため息をついた