「…まじかわいい。 じゃ萌花、帰りに迎えに行くから。」 「えっ、あ……」 「彼女でしょ?」 うっ………/// 「じゃあね、萌花。」 しかも…も、萌花って……!! あたしが呆然と立ち尽くしてると、 先輩は立ち止まって 「…俺の名前…坂本翔太だから。」 そう言って階段を上っていってしまった。 「坂本…しょう…た?」 あたしはそう呟いてしばらくその場を動けなかった。