「教えてほしいんだったらさ…」



そう言いながら男はあたしの太ももを撫でてきた。



「!!や……っ」


どうすればいいかわからず、


「たすけて……っ」


叫ぶことしかできなかった。



「こんなとこ…誰もこねぇよ?」


耳元で囁かれ、あたしの
恐怖は最高潮に。


でも…こんなやつに囁かれたって
吐き気を催すだけだ……!!



「……やめてよっ気色悪い…!!」



そういいながら男を睨みつけた。



男は「あ?」と言いながらあたしを
見下ろしてたけど……



「強気だねぇ…でも
そんな顔もそそるわぁ」



そう言って男は制服の
ボタンに手をかけた。