「あんまりくっつくなよ。」 『いいじゃん。』 さっきよりも強く 抱きついた。 『龍太、遅刻する。 とばして。』 「そのまま、ちゃんと つかまってろよ。」 『うん。』 龍太の顎から汗が おちているのに、 見入ってしまう。 かっこいい。 時々見える、龍太の 自然な姿にドキッと してしまう。