忍達はメリルと出会った森をぬけ、隣の町ベルンに来ていた。


『お腹すいたぁ、すごく空いたぁ…しぬぅ、死んじゃうぅ〜』

『だぁー!うるせぇ!燃費悪りぃなお前!』

『ははは、微笑ましいですね』

『あぁ〜、お腹は空くものなんですょ〜?じゃぁ、足しても足しても減るものなぁんだ!』


得意げに人指し指を立ててなぞなぞを忍にぶつける


『どうせてめぇ(自分)の腹とかいうんだろ?』


忍は露骨に嫌な顔し、それをダルそうに答える、そんなにいやなら返さなくてもいいのに…出来れば早く行きたいんですけど…と心で思う政次を尻目に会話は続く


『うっ…、ひ、ひどい…忍は私の事そんな風にみてたんだ…』


図星を突かれ、後に引けなくなったメリルは最後の手段として女の武器を使った、メリルの目からはポロポロと涙が流れる