すごい苦しい言い訳だったけど、ちーくんは信じてくれたみたい ちーくんは、普段はとっても勘が鋭くて、あたしじゃ全然はがたたないが………(あたしの嘘を見抜くのは、朝飯前らしい) お父さんのこととなると、話は別だ (ほんとーに、ずるい人だよ、お父さん) ちーくんに、少年のような無邪気な顔にさせるのも、楽しませるのも、いっつもお父さんだ だから、あたしは ちーくんとお父さんの話をするのは好き だって、それが唯一、ちーくんが満面の笑みを見せてくれる時間なのだ