「ケイ先生、このチャーハンめちゃくちゃうまいっすね。」 さっきまで不安そうな顔だったちーくんは、今ではもう笑顔だ。 「だろ~?このパラパラ感!上手くいった!」 おとーさんは、ちーくんにも褒められ、上機嫌。 「手作りチャーハン、とか久しぶりに食べましたよ。」 ぱくぱくと、チャーハンを平らげながらちーくんは言う。 「なに?お前、自炊してねーの?」