水無しで飲めるようなものじゃないので、激しく落ち込む。 「まったく……買ってきてあげるから、ここで待ってなさい」 「わぁーい。ゴホッ、待ってる~」 やっぱり雅は、あたしのお姉さんみたいだ。 こーいうときとか、すっごい甘えさせてくれる。 「あれ、雅、どこ行くの?」 「怜ちゃんっ!!」 「あら、怜、ちょうどいいところに来たわね。」 今、あたしと雅の前に 怜ちゃんが登場した。