《それが罪だと言うのなら、私は喜んで罰を受けよう…。》

許されているのは、見守る事だけ…。
神は誰にも平等に加護を与えるが、それ故に…己の力を使う事ですら、自由にはならぬ。


哀れな、囚われ人……。




《アンタは、アタシ達の希望なのよ。もしかしたら、あの腐りきった仏界を変えてくれるかもしれないって…。だから…っ、守るべき者を失わないで欲しい。》
「びえぇーっ!!」
《ほら、この子はアタシじゃ泣きやまないわよ?貴方が、愛して守ってあげなきゃ…この子は生きていけないの。》



そうだ…。

この赤子は、私が拾った。
育ててやると、一緒にいると言ったのも自分だ。


けれど、その私にさえもこの命を傷つける権利などない。
この小さな光を消す権利など有りはしないのだ。


この命は、シンのもので。
他の誰も、手をかけてはならない…。



『分かっていたはずだったんだ、お前が悪くない事くらい。すまない、私は…お前を愛しているよ。』
「あ、あぅ。」