さて、場所は変わり阿修羅の寝室。
阿修羅に必要な物を用意させて、しっかり部屋まで運ばせるとすぐにベッドへとダイブした。
この赤ん坊は、2ヵ月位なようでけっこう表情が豊かな事が分かった。
と、弥勒は何かに気付いたようでマジマジと赤ん坊の指先を見つめている。
【何か気になるんですか?】
『爪…。』
【はい?】
弥勒は小さな手をつまむと、その指先に付いているこれまた小さな爪をちょんとつついていた。
珍しいものを見つけた子どものような表情で、穴が開きそうなほどに見つめているのを見て、阿修羅はフッと笑みを浮かべた。
【珍しいですか?】
『ああ、こんな小さな指に爪が付いてるなんてな…。オモチャみたいだ。』
【これほど幼くても、きちんと人の形をしているものなのですね。】
2人は初めて触れる小さくも温かい生き物に、興味深々なようでじっと見つめている。
特に弥勒は、可愛らしいしもぶくれのほっぺたをプニプニとつついたり伸ばしたりして感触を確かめていた。
阿修羅に必要な物を用意させて、しっかり部屋まで運ばせるとすぐにベッドへとダイブした。
この赤ん坊は、2ヵ月位なようでけっこう表情が豊かな事が分かった。
と、弥勒は何かに気付いたようでマジマジと赤ん坊の指先を見つめている。
【何か気になるんですか?】
『爪…。』
【はい?】
弥勒は小さな手をつまむと、その指先に付いているこれまた小さな爪をちょんとつついていた。
珍しいものを見つけた子どものような表情で、穴が開きそうなほどに見つめているのを見て、阿修羅はフッと笑みを浮かべた。
【珍しいですか?】
『ああ、こんな小さな指に爪が付いてるなんてな…。オモチャみたいだ。』
【これほど幼くても、きちんと人の形をしているものなのですね。】
2人は初めて触れる小さくも温かい生き物に、興味深々なようでじっと見つめている。
特に弥勒は、可愛らしいしもぶくれのほっぺたをプニプニとつついたり伸ばしたりして感触を確かめていた。
