あ!
そ、そうだ…!
理緒にプレゼントする、お菓子作りの準備しなきゃ…!
パジャマを着替えて、キッチンへと向かう。
ちょうど土曜日ということもあり、仕事が休みのお父さんも起きてきたところだった。
「由優、なんだか今日は朝から嬉しそうだな。どうしたんだ?」
「えっと……」
「も〜う、お父さんったら鈍いわね〜!今日はクリスマスイブでしょ!由優は大好きな彼氏とデートなのよ!」
朝食の準備をしていたお母さんがルンルンと声を弾ませながら、先に喋ってしまった。
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