由優の小さな肩に回した手が少し震える。 理性と必死に戦ってる証だ…。 ここは……学校の保健室だし、保健の先生だってすぐそこの机のところにいる。 しかも、さっきから俺たちのやり取りを見てないフリしながらチラチラ見てるからな…。 ここではさすがに由優を襲えない…。 頑張れ、俺。 心の中でそう言い聞かせていると、由優が口を開いた。